他人事ではない状況です。
「感染したらこうする！」という対策が大事
「感染したらどうしよう？」から日ごろから「使える資源」に目を向けよう！
先日シングルマザーの友人から「感染して入院したいほど辛かったけど、娘がいるから家で一娘にうつさないようにしながら一人で苦しんでいた」という話を聞きました。
そのときの壮絶な状況や心境を聞いて、「シングルマザーがコロナ感染したらどうしたらいいか？」対策を取る必要性を強く感じました。
友人は症状がひどかったため、子どもの面倒が見られないと思い、児相に相談したそうです。しかし「濃厚接触者だから」と保育を断られてしまったそうです。自宅療養で高熱やあちこちの痛みと戦いながら、こんなに重い症状をいつ子どもにうつしてしまわないか？気が気ではなかったそう。
実は実は我が家も親子で順番に感染してしまいました。先に子供1人目が感染して、3日目の回復するころに兄が発症、その直後に私が発症というパターンでした。先に回復した子は差し入れのパンやレトルトを食べて好きなことをして過ごしていました。私ともう一人の子は高熱や体の痛み、吐き気、咳などの症状で寝込んでいました。子供が隣の布団で嘔吐して助けを求めているのに、高熱と体の痛みで動くこともできず、本当にこのときは地獄でしたね。
この経験から、シングルマザーが万が一にどう備えたらいいか、どう備えるべきか考えました。
今回はコロナ感染した場合について書いていますがコロナだけでなく、シングルマザーの私になにかあった時にどうすればいいか？これは具体的にシュミレーションして対策を考えておくこは大切です。
万が一に備えるチェックリスト
シンママがコロナになった経験からあらかじめ用意しておくとよいものをピックアップしました。
子どもの預け先を探しておく（濃厚接触や感染している場合まで聞いておく）
かかりつけ病院以外にも発熱外来のある病院の電話番号を控える（発熱外来は混んでいて病院に行かれませんでした）
保健所などの連絡先を控える
どんなヘルプをして欲しいか（差し入れ内容など）親族や友人に伝える
仕事関係者の連絡先や引継ぎ方法などを共有しておく
最低3日分の食料や水などを用意（ゼリーやスポーツ飲料などがおすすめ）
ネットスーパーや宅配業者をリストアップ（スマホで寝ながら注文できます）
風邪薬、冷えピタ、アイスノン、シップ、うがい薬、のど飴、経口補水液などを用意
自分と子どもの数日分の着替えや洗面道具を用意（自分もダウンしていると着替えを取りに行くのもしんどいし、子供を預ける場合の荷物にもできます）
替えのタオルやシーツを多めに用意（洗濯ができないので多めにあるといいです）
身体を拭くシート（汗をかくしタオルは洗濯できないから使い捨てシートが助かりました）
子どもが先に回復したときのための食事（一人でチンして食べられるものは助かります）
自分が回復したときに簡単に食べられるもの（病み上がりに簡単に食べられるもの）
収入が減って不安な人は社会福祉協議会などの貸し付け制度などを調べておく
収入が減る可能性に備えて節約する
子どもがひとりでも安心して過ごせるグッズや環境などを用意（好きな本やおもちゃなど）
シングルマザー支援の団体や行政の制度や支援を知っておく
不安なときや辛いときに話せる相手を作っておく
こうして振り返ってみると結構ありますね。でもこれらは日常的にストックしておけるものも多いです。意識して用意しておくといいかもしれません。また、親族や友人、仕事の関係者の人たちとは「日ごろから頼みやすい関係を構築しておく」ことが大切です。シングルマザーだからといって、ひとりで頑張り過ぎてなんでも抱え込まずに、なにかあったら頼る人や場所やモノを作っておきましょう。一人で抱え込むと不安も大きくなってしまいますから、できるだけ分散できるようにしておくこと。これは私も意識していることです。
何かあった時に一方的に人に頼るのではなく、当然相手になにかあった時には私が助けるし、私になにかあったらヘルプが出せる、日ごろからそんなお互い様のコミュニケーションを大切にしておくと、周囲も気持ちよく助けてくれると思います。
まだまだコロナの状況も落ち着きませんが、しっかり対策をとって備えていきましょう。
それでも不安が大きいときや、理解してくれる他のシングルマザーと話したいときは、私たちのシングルマザーお茶会（オンライン）にもご参加くださいね。
Comments